第104页

华丽之辞假几可乱真奈何玉枝非俗物

火鼠之裘:

限りなき 思ひに焼けぬ皮衣袂かはきてけふこそは着め

苦恋之火不能燃此裘今日逢君泪始干

なごりなく 燃ゆと知りせば皮衣思ひの外衣置きて见ましを

华美之裘炽火了无痕徒有虚表枉用心

燕之子安贝:

年を経て波立ち寄らぬ住の江のまつかひなしと闻くはまことか

此生之待燕子之安贝缥缈之说可是真

佛之玉钵:

おく露の光をだにぞ宿さまし をぐら山にて何もとねけむ

微露之光怎与月争辉大概取自小仓山

天之羽衣:

今はとて天の羽衣着るをりぞ君をあはれと思ひいでける

归去之时 羽衣轻着身慕君之思深无奈